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メキシコ市…チャプルテペック動物園

2011年10月31日

※記事の内容は現地時間で本ブログとは時差(15時間)が生じています。

2011.10.30
 名古屋市とメキシコ市は、昭和53年に姉妹都市提携を結び、来年で姉妹都市提携35周年を迎えます。
 この間、名古屋市とメキシコ市との間では長年に渡って使節訪問団が組まれ、数々の記念品交換や博物館、動植物の交換交流なども行われてきました。


名古屋市からメキシコ市に贈られたフンボルトペンギンたち。

 東山動植物園とチャプルテペック動物園との交流では、昭和53年の姉妹都市提携を記念して、名古屋市から桜の木やクロヅル、メキシコ市からはクロコンドル・ヒメコンドルの交換交流が始ったのを皮切りに、その後も姉妹都市提携25周年・30周年を記念して、メキシコ市からメガネグマ(平成14年)を頂き、名古屋市からはフンボルトペンギン(平成14年・19年)を贈るなどの動物交流が行われて来ました。
 特に昭和53年にメキシコ市から贈られたクロコンドルとヒメコンドルは、その後、東山動物園での繁殖に成功し、寄贈から34年を経た現在でも両市の交流の証として東山動物園で見ることができます。


日本人メキシコ移住100周年を記念して、上野動物園から贈られたニホンザル。

世界の人気者のパンダは、チャンプルテペック動物園でも大人気です。


今回の調査では、名古屋市からの寄贈された動物たちの飼育状況等を調査しました。


動物たちの餌を加工するバックヤードの視察。

東山動物園から贈られたフンボルトペンギンの飼育スペースの調査。


飼育担当から餌をもらうフンボルトペンギン。

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 今回の市議会調査団では、来年の姉妹都市提携35周年に向けて、チャプルテペック動物園内の飼育状況等の調査を行いながら、同園で目玉展示となっているパンダや平成9年に日本人メキシコ移住100周年を記念して上野動物園から贈られたニホンザルの見学などを併せて行いましたが、私は、こうした現地調査と併せて、東山動植物園の活性化につながる交流を後押しすることも目的としていて、今回の調査に同行頂いたチャプルテペック動物園のAdriana Fernandes園長に「是非、メキシコウサギを名古屋市に迎え入れたい。」旨をお伝えしました。


ウサギ科の中で原始的形態を残すといわれるメキシコウサギ。残念ながら、現在は国内で見ることができないウサギです。

AdrianaFernandez園長との会談、メキシコウサギの依頼にも快い対応を頂きました。

 メキシコウサギは、ウサギ科の中では古い系統の原始的形態を残していると考えられているウサギで、チャプテペック動物園をはじめとする関係機関では、その保護と繁殖への取組みが行われているとのことで、私から「是非、東山動物園でのメキシコウサギの繁殖を成功させるため、雄雌を迎え入れたい。」とリクエストしたところ、AdrianaFernandez園長からは「元気な男の子と一緒に送れるように調整しましょう。」との快い返答を頂きました。

 日本国内でメキシコウサギは、本年まで上野動物園で飼育されていましたが、現在は飼育園はなく、今回のチャプルテペック動物園からの動物交流が実現すれば、日本国内でメキシコウサギが見られるのは東山動植物園が唯一となります。

※それぞれの写真はクリックすると拡大します。