ブログ

ブログ

地域委員会についての意見交換会

2011年11月05日

2011.11.05
 市議会では、11月7日(月)午前10時からの総務環境委員会で、地域委員会についての所管事務調査が行われます。

 総務環境委員会には、8月から9月上旬に市内8区で開催された地域委員会モデル検証の意見交換会の結果報告と平成22年度地域委員会モデル事業の事業評価票(地域委員自己評価と市総務局の事業評価)が提出される予定で、私は来週の総務環境委員会の所管事務調査を前に、瑞穂区汐路地域委員会の学区内住民のみなさんとの意見交換会を行いました。

 意見交換会では、総務環境委員会に提出予定の平成22年度事業評価票を基に出席者のみなさんからの意見を伺いましたが、みなさんからは、行政と市民(民間)とでは予算の使い方等の考え方に大きな違いがあることや、取上げられた地域課題が学区の一部地域に偏り住民要望が生かされていなかった事例など、様々な問題点の指摘を頂きました。


ごみの埋立処理方法を巡って、賛否両者で議論が行われていたロス市のNeighborhoodCouncil

 また、今日の意見交換会では、過日の市議会北米調査団が行なったロスアンゼルス市のNeighborhoodCouncil調査について、その様子を撮影した写真を用いながら報告し、私が現場で見聞きし感じたロス市の地域自治の取組みについての説明を行いました。

 河村市長の就任当時には、ロス市からの講師を迎えた講演会も開催されるなど、地域自治制度の先進事例としてよく取上げられてきたロス市NeighborhoodCouncilでしたが、名古屋市の地域委員会とは、制度が類似しているように思えるものの、その趣旨や手法には大きな違いが幾つもあり、選挙で選ばれたBoard(委員)が、住民からのパブリックコメントを行いながら地域課題を整理していくロス市のNeighborhoodCouncilと、選挙で選ばれた地域委員が地域予算を決める名古屋市の地域委員会とでは、制度の趣旨が根本的に違っていて、今日の意見交換会では、そうした事柄をみなさんに報告しましたが、みなさんからは「ロス市と名古屋市の違いをもっとみなさんに知らせて欲しい。」との要望も頂きました。

 現在、市と市議会では、それぞれに平成22年度から2ヶ年で実施されている地域委員会モデルの検証作業が行われていますが、過日の市議会北米調査団でのロス市NeighborhoodCouncil調査や今回の意見交換会で伺った意見等を現時点で総合すると、本市の地域委員会制度の進め方では、「地域で大議論をして税金の使い道を決める。」「税金の使い道を決めるには、選挙で地域委員を選ばないかん。」とした河村市長の発言が影響し、地域予算を使うことが目的化していて、今後の地域委員会制度の検証には、今までとは違った視点での課題検証が必要と感じています。