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土木交通委員会 東山動植物園の調査

2009年10月22日

2009.10.22 Part2 
 午後1時30分からの土木交通委員会で東山動植物園についての所管事務調査が行われました。
 
 今日の委員会では、東山動植物園の入園者数の状況、ナイトズーなどの集客対策、河村市長の指示で実施されることとなった園内でのビール試行販売とアンケート結果、今年5月に脱輪トラブルで運行中止となっているスカイビュートレイン、ニホンザルの逃走経緯と結果、再生プランの見直しの検討状況などが報告されました。


夏休み限定ながら、入場者数も倍増し、好評のナイトズー

 東山動植物園の年間入場者数は、平成19年度の約232万人と比べ、平成20年度では約220万人と約10万人減少していましたが、3年間の上半期(4月〜9月)推移では、平成19年度は約129万人、平成20年度は約116万人だったのに対して、本年度では約129万人まで上昇しています。
 夏休みに実施されたナイトズーの入場者数も、平成20年度の69,765人から、本年度は153,996人と2倍以上増加し、イベントや集客対策の効果が表れています。

 また、今年5月に河村市長が現地視察を行った際に指示された園内でのビール販売では、それに伴うアンケート調査の報告もあり、来園者への聞き取りでは、38.1%賛成、32.8%条件付き賛成、29.1%反対で、園内での意見募集でも53.8%賛成、10.8%条件付き賛成、35.4%反対とビール販売に寛容な結果であったのに対して、メールや電話等による市民意見では、賛成0件、条件付き賛成2件、反対25件、サマースクール参加者の小学3〜6年生へのアンケートでは、賛成18.3%、反対47.3%、わからない34.4%、千種区内各種団体意見では、賛成1団体、条件付き賛成3団体、反対3団体、未回答等3団体と賛否の傾向が別れる結果となりました。

 東山動植物園では、来年度も販売場所、飲酒方法、販売期間を限定して(4月中旬から11月中旬まで)販売するとの方針が示されましたが、議員からも賛否分かれた意見が出されています。

 園内でのビール販売は、数年前に一部議員から園内での酒類販売に異論が出され見送りとなりましたが、今年5月の河村市長からの指示で動物園側の方針が転換し実施されることとなりました。


5月から運行中止になっているスカイビュートレイン

 また、振止め車輪落下事故により5月4日から運行停止となっていたスカイビュートレインは、再発防止策を講じて、来年の春まつりにあわせての運行再開を目指す旨も報告され、また、再生プランの見直しの検討状況については、各会派から様々な質問や意見が出されましたが、明確な方針までの結論を得るには至らず要望等を出して、あらためての調査、議論することとなりました。


捕獲後、獣舎に移されたニホンザルのカッパ(愛称)、君に罪はありません。

 こうした議論には、私もいろいろと発言しましたが、委員会の最後に、先般、10月13日に逃走し、18日に無事捕獲されたニホンザルについて、先般、現場視察を行って得た情報を基に発言し、東山再生プランで新設された新獣舎は、形態展示(※1)から、行動展示(※2)へと再整備する中での施設設計には、動物の理解に見落としの可能性があることを指摘し、しっかりとした再検討と改良を申し入れました。


逃走後の新獣舎を視察

※1形態展示=動物の姿を見せるために、檻の正面からの観覧やどの角度からも見れる広場のような空間に動物を置いて観覧するなどの一般的な動物園の展示。
※2行動展示=出来る限り動物の生息環境を創り出したスペースの中で、本来の動物の自然な生態や行動を見せる展示。