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えっ、山崎川に水が来ていない?

2010年08月10日

山崎川の主要水源となっている猫ヶ洞池

2010.08.10
 「藤田さん、山崎川に水源からの導水が行われていないそうなんですが、どうなってるんですか?」……「えっ(?o?)」

 先の日曜日、東山荘の環境学習プログラムの際に、参加者の方から情報を聞き、昨日、市緑政土木局河川部から説明を聴取してみると、山崎川水源の千種区猫ヶ洞取水口付近からの漏水で導水が止められているとのことです。
 猫が洞池から山崎川への導水は、毎年5月から10月の期間、午前5時から午後5時までの12時間で行われていましたが、本年5月からは、山崎川に生息する生物の生態系保護と保全のために24時間の年間通水を行う計画となっていました。
 しかし、年間通水前に猫ヶ洞池の近隣住民からの漏水被害の通報があり、市は簡易的な排水管修繕を試みたものの改善されず、改修工事を行うまでは導水停止せざる得ない状況となっています。


猫ヶ洞池からの山崎川に通水される取水口、現在は停止状態です。

 緑政土木局河川部からの説明を聞き、私は急きょ現地調査も行いましたが、築40年以上経過している配水管は予想以上に劣化しているようで、簡易的な修繕では改善できず、取水口は約3m下の池底にあるため、池の内水を堰き止めて工事を行うしかなく、工事は雨期、台風シーズンが過ぎた11月頃になるとのことです。

 山崎川水源は猫ヶ洞以外に、昭和区隼人池や千種区鏡池、見附小学校、石川大橋からの被圧地下水、地下鉄川名駅からの地下水排水等があるそうですが、やはり主な水源は猫ヶ洞池からの水量が最も多く、今回の導水停止で山崎川水位の低下による生物の影響も心配されますが、同池近隣住民の漏水被害には換えられず、改修工事の完了を待つ外は無い状況となっています。

 現在の山崎川の水位の昨年比では、瑞穂橋付近で4cmほど低下しているものの現在のところは、生物の生息に影響のある水位までは下がっていないとのことで、今後は、猫ヶ洞池取水口の改修工事完了まで、水位と水量の推移を見守ることとします。