富山市の環境モデル都市行動計画と路面電車のLRT化を調査
2010年08月25日
2010.08.25
富山市は、国内の地方中心都市の中で公共交通網を活かしたコンパクトシティとしてのCo2削減計画が評価され、平成20年7月に国の環境モデル都市に認定されています。
国の環境モデル都市の認定を受けた同市では、平成21年3月に「富山市環境モデル都市行動計画」を策定し、Co2排出量の削減目標を2030年には30%、2050年で50%とし、同計画では、Co2排出量の目標達成に向けて、「公共交通の活性化の推進」「中心市街地や公共交通沿線への機能集積の推進」「コンパクトなまちづくりと一体となったエコライフの推進」「コンパクトなまちづくりと一体となったエコ企業活動の推進」を方針とする22のメニューからなる様々な取り組みを計画しています。
その計画の中でも、市内路面電車のLTD化導入と本年3月から実施されている市内15ステーション計150台によるレンタル自転車のシェアリングシステムの導入などは、特色ある事業として注目を集めていて、総務環境委員会では、こうした富山市の事業内容を中心市街地の総合交通政策とCo2削減をめざした環境都市政策の2つの観点の調査を実施しました。
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「富山市環境モデル都市行動計画」の調査後は、同市の路面電車のLRT化の調査を行いました。
LRT(Light Rail Transit)とは、都市内やその近郊で運行されるコンパクトな公共交通でライトレールとも呼ばれています。
富山市では、富山港と富山駅を南北に結ぶJR富山港線の路面電車を平成18年度にLRT化し、大正2年に開業した市路面電車路線も平成22年のLTD化と併せて、37年振りに環状路線として復活して、自動車依存等による利用者減少に歯止めをかける施策が行われています。
また、同市のLRTや路面電車網は、平成26年度開通予定の北陸新幹線計画による富山駅周辺の高架化と併せて、将来は路線接続などの総合交通政策が計画されていて、こうした富山市の計画は、拠点集中型のコンパクトシティの交通政策の全国先進例として評価され、国の環境モデル都市認定に繋がったとのことです。


