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地域委員会研究会の現地視察

2010年09月11日

ワークショップによって、平成23年度地域予算の課題を整理する豊治学区地域委員会

2010.09.11
 名古屋市では、市内8地区の地域委員会の内容の評価と制度設計の助言を行うため、学識者6名による第3者機関の「地域委員会研究会」が設置されていて、現場の実態に即した調査研究の一環として、9月〜10月にかけて各地域委員会モデル地区の現地視察が行われ、現地視察では、地域委員会研究委員1名〜2名が各地域委員会モデルの会議を視察し、各地域委員会委員長からのヒアリングが行われるとのことです。

 私も、地域委員会制度検証のために地元の瑞穂区内でモデル実施されている汐路地域委員会の会議をスケジュールが可能な限り傍聴してきましたが、今回は、中川区豊治地域委員会を傍聴することとしました。
 市内8地区の地域委員会では、それぞれの地域事情によりモデル申請した理由も様々で、地域課題や地域予算についてもその捉え方や使途も違い、今回の調査には豊治地域委員会の海田 晃委員長と市から視察調査に訪れた地域委員会研究会中田 實座長に予め了解を頂き、豊治地域委員会の会議を傍聴し、その後の地域委員会研究会の現地視察の調査内容にも同席させて頂きました。


地域委員会研究会の調査に立ち合う。左から海田豊治知育委員長、中田實地域委員会研究委員会座長

 豊治学区は、名古屋市西部に位置する中川区の西南にあり、南側は港区、西側はあま市と隣接する昭和30年に名古屋市と合併した旧富田町域の一部地域で、豊治学区が地域委員会モデルに申請した理由には、市中心部のインフラ整備が優先されがちな市の事業展開に対して、同地域のインフラ整備等が遅れがちとの認識が背景にあるようです。

 豊治地域委員会の地域予算は、先の6月定例会に提案された市内8地区の地域委員会モデルの地域予算の中でも街路灯やカーブミラー等の設置による予算が目立ち、本来、こうした予算は、市の土木事業費から整備されるはずの予算なのですが、5月に開催した市議会総務環境委員会とモデル地区地域委員との懇談会での発言等も含めて考えると、豊治地域委員会では、こうした予算を敢えて地域予算として計上した印象もあったため、今回の調査を実施することとしました。

 現地を訪ねてみると豊治学区のみなさんの町の安心安全に対する意識は高く、今回の地域予算の編成プロセスや考え方を併せて聴取しましたが、豊治地域委員会では、他のモデル地区とは異なる地域課題や地域予算への考え方なども見え、地域内分権、地域委員会のあり方をあらためて考えさせられるとともに市の街路灯、防犯灯等の設置基準や予算の在り方についても考えさせられる調査となりました。


9/7朝日新聞

8/30読売新聞

  • 総務環境委員長として地域委員会の課題について、取材に応じた新聞記事。
※それぞれの写真、新聞記事はクリックすると拡大します。