ブログ

ブログ

子どもCOP10交流事業

2010年10月25日

朝バスでの出発からプログラム同行しました。私の隣は、今回の子どもCOP10を手掛けた友人の寺西睦さん。

2010.10.25
 昨日、全体会議で「子どもCOP10あいち・なごや提言」を取りまとめた子どもCOP10海外参加の子どもたちは、今日、最後の日程を迎え、日本の子どもたちとの交流事業や施設見学のツアープログラムに参加しました。
 名古屋市千種区の宿泊先からバスでのツアーに参加した約60名の子どもたちは、午前中、愛知県みよし市立緑が丘小学校を表敬訪問し、同校のみなさんと生物多様性体験学習プログラムや校内見学、学校給食の体験などを行い、午後からは、愛知県豊田市のトヨタ自動車元町工場と瑞穂区にある名古屋市立博物館を見学しました。

みよし市立緑が丘小学校での生物多様性体験学習

 みよし市立緑が丘小学校の交流事業では、同校を代表して6年生のみなさんが各国の子どもたちを迎え、その後、数名ずつのグループに分かれて、ビオトープを考える会会長で1級ビオトープ管理士の長谷川明子さんと名古屋コミニティーアート専門学校のみなさんの指導で生物多様性の体験学習プログラムのダイスゲームを体験しました。
 今回行われた体験学習プログラムは、生態系に大きく係わる自然の水循環をテーマにして、海、川、湖、雲、雨、土、地中、生物などのイラストが描かれたダイスを振りながら、アジア、アフリカ・ヨーロッパ、アメリカ、オセアニアの世界の大陸を旅するゲームで、海の水は水蒸気となって雲になり、雨となって陸に振り落ち、川、湖、土、地中に溜まり、こうした自然の水循環によって、生物が生きていることをダイスゲームを通じて体験的に学ぶものです。


世界の子どもたちは、みよし市立緑が丘小学校で、6年生のみなさんからの歓迎を受けました。

自然の水循環をテーマにした生物多様性体験学習のダイスゲーム


各国引率者のみなさんと子どもたちの生物多様性ダイスゲームを見学しました。

子どもたちの交流事業、校内見学と学校給食体験

 学校見学では、校内の案内役を6年生のみなさんが務め、各教室での授業風景や音楽室、家庭科室などの教室を見学し、各教室の子どもたちとの交流も行われましたが、言葉や文化が違っても子どもたちが興味を示すものや楽しむ事柄は共通のようで、初対面の照れくそうな表情はすぐに笑顔に変わっていました。
 また、海外から参加した子どもたちや引率の方々は、教室の後ろに掲示された習字を興味深く眺め、写真撮影する光景も見られました。

 各歓迎プログラムの後は6年生の教室で、学校給食の体験が行われましたが、国によっては信仰の関係からベジタリアンの子どももいるため、そうした子どもたちには、別の弁当が準備され、箸の使い方を日本の子どもたちから教わりながら、参加者全員が一緒に給食の時間を過ごしました。


みよし市立緑が丘小学校6年生のみなさんの案内役を務める校内見学。

すぐに笑顔いっぱいな表情を見せてくれました。子どもは、楽しむことの天才です。


見学の各教室では、それぞれに子どもたちが歓迎し、直ぐ友達になっていました。


6年生と一緒に学校給食を体験。メインメニューは鮭、味噌汁、ごはん、牛乳、ヨーグルト。

各国の信仰等も考慮されベジタリアン用弁当が用意され、みんなで給食の時間を楽しみました。


私も一緒に給食を頂きました。箸の使い方を教えています。

トヨタ自動車工場と市博物館を見学

 みよし市立緑が丘小学校での交流プログラムを終えた子どもCOP10参加の子どもたちは、トヨタ自動車元町工場へ移動し、同社の最先端のプラグインハイブリッドカーや2005年の愛・地球博で有名となり、現在、上海万博にも出展されているロボット技術などを見学した後、名古屋市瑞穂区の名古屋市博物館を見学しました。
 名古屋市博物館では、現在、名古屋開封400年記念と今回のCOP10開催に併せて、安土桃山時代から江戸時代の戦国・武家文化の展示が行われている「桃山展」が開催されています。
 「桃山展」を見学した子どもたちの中には、展示品の甲冑や戦風景が描かれた展示品に「サムライ!!」と歓声を上げる子どももいて、リアルな侍文化の展示に感激している様子でした。


愛知県豊田市のトヨタ自動車元町工場を見学。

最先端の日本のロボット技術を熱心に見学。


見学以外にも日本での思い出づくりにお土産も熱心に品定め。


先ずは、レクチャールームで日本の歴史と文化の説明を受けます。

博物館見学をするみなさん。


「SAMARAI!!」の歓声も上がっていました。

いよいよ明日は帰国です。思い出を語り継いで下さい。


1日のツアーでお疲れぎみか?最終日程を惜しんでいるのか?…いよいよ明日は帰国ですね。

 子どもCOP10に参加するため来日し、名古屋市内を始め各地での生物多様性を考えるプログラムに参加した各国の子どもたちの殆どは、明日、それぞれ帰国の途につくことになります。

 今回の子どもCOP10でのプログラムは、盛り沢山で、参加者の子どもたちの中には、「もっと滞在したい。」「日本のことをもっと知りたい。」といった声もあったようで、「もう少し時間に余裕があれば、サッカーなどの子どもたち同士で遊べる機会やもっと日本文化や生活に接する機会も作って上げたかった。」などの関係者からの感想も聞かれました。
 彼らが大人になるのは、そう遠くない将来で、私は、大人に成長した彼らが再び、名古屋の思い出の地を訪れてくれることにも期待しています。

 そして、今回、世界各国から来日した子どもたちが、日本での思い出をいつまでも忘れず、「生物多様性=愛知・名古屋」を印象に残してくれて、帰国後もそれぞれの国で私たちの郷土の愛知・名古屋の思い出を語り継いでくればと願っています。
 これから、世界のどこかで日本人と出会った彼らが、「私は、日本の愛知・名古屋で生物多様性を学びました。」「その時の愛知・名古屋での出来事は、今でも良い思い出です。」と語ってくれている様子を思い浮かべながら、今回のツアープログラムに同行させて頂きました。

※それぞれの写真はクリックすると拡大します。