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名古屋の国際交流機能の検証

2010年11月01日

COP10メイン会場となった名古屋国際会議場(H22.10.29撮影)

2010.11.01
 10月11日〜29日の19日間に渡り、世界193の国と地域及び機関の関係者約12,000人以上が参加して行われたCOP10は無事閉幕し、メイン会場となった名古屋国際会議場を始め、愛知県内、名古屋市内の関係会場では、その余韻を残しつつ撤収作業等が行われています。

 今回のCOP10開催は、名古屋市にとって未経験な規模の国際会議開催でしたが、関係者は、その準備段階から国内外の様々な国際会議のノウハウを収集し、開催に向けた対応にあたり、特にCOP10閣僚級会議等が行われたメイン会場の名古屋国際会議場は、施設開館以来、最高の稼働率ともなって、国際コンベンション施設としての国際交流・情報発信の機能を内外に示すことができました。


厳重な警備体制のもとでCOP10は開催されました。

 かつて私は、2005年に開催された愛・地球博後の平成18年6月定例会本会議質問で、名古屋での国際サミット開催の可能性について、議論を行ったことがありました。

 当時の私の質問は、愛・地球博開催にあたって、市内のホテル数不足や世界各国の要人受け入れの大規模な警備体制などの様々な課題に直面しながらも関係機関と協力し、愛・地球博を成功へ導いた愛知県・名古屋市の実績を次のステップに活かしたいとの思いと国際会議開催による名古屋の国際交流機能を検証するため、名古屋での国際サミット誘致を提案し、その可能性の議論を行いました。

 質問の際には、サミット誘致に向けて消極的とも思われた行政側の答弁に対して、私は、サミット開催のために世界で行われたアイディアや実績等を紹介しながら、「国際サミット規模の国際会議誘致には条件もあるが、その条件をクリアするための検証を行うことは、名古屋の国際交流機能を点検することにも繋がり、充分に意義がある。」「出来ないとする課題を克服するための知恵とアイディアを出し合うことが重要。」と当時の松原市長に前向きな検討を求めました。
 結果、名古屋でのサミット開催は実現しませんでしたが、私は、今でも名古屋の国際交流機能の可能性を信じ、今回COP10開催では、その準備段階から開催期間中までの調査を行ってきました。

 今回のCOP10の名古屋開催では、「MOP5/名古屋・クアラルンプール補足議定書」、「生物多様性国際自治体会議/愛知・名古屋宣言」「COP10/名古屋議定書」「愛知ターゲット」などの生物多様性や環境政策に関する様々な成果も上がりましたが、こうした成果の他にも、COP10の開催地となった名古屋では、世界的なハイレベルの国際会議開催の実績も生まれ、新たなノウハウや人材を得ることができたと思います。

 将来に渡っての名古屋の国際交流機能の充実には、ハード、ソフト両面に渡り、まだまだ数々の課題もありますが、今後は、COP10開催の実績と成果をもとに、今一度、準備段階から開催期間中までの課題を整理、検証して、名古屋の国際都市としての新たな可能性を検討していきたいと思います。


H18.6.30朝日新聞朝刊

H18.6.30毎日新聞朝刊


H18.6.30読売新聞朝刊


H18.6.30中日新聞朝刊

H18.6.30中日新聞朝刊

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