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山崎川の河川内調査

2010年11月10日

汐路地域委員会イベント開催時に併せて、瑞穂区長、土木事務所長とともに現地調査を行いました。

2010.11.10 Part2
 山崎川は、地域の河川として市民、区民に潤いを与える親水施設としての役割もありますが、市民の安心安全を守る雨水対策としての重要な役割が先ずあります。

 先般、瑞穂区汐路地域委員会によって開催された山崎川地域イベントでは、清掃や生物観察による親水事業等が行われましたが、汐路地域委員会では、平成23年度の地域予算協議の中で昭和63年から平成17年にかけて「ふるさとの川整備事業」の一環で、学区流域内の石川大橋上下流に設置されていた親水施設が、近年の大雨、台風の影響を受け、大規模な破損に見舞われていることも地域課題として上がっていました。


河川内調査は、河川の現状を知るには効果的な調査方法です。

 今回の汐路地域委員会で課題となっている改修ための地域予算の額は、数百万円に上り、地域課題として予算化するのか、市の全体事業費の中で検討するのかが関係行政側の課題ともなっていて、地域委員会の会議でのこうした経緯を傍聴していた私は、山崎川整備計画には含まれていない個所の調査を行うため、昨年と同様に山崎川の河川内調査を実施しました。

 河川内調査では、護岸側から見ているだけでは気づかない現状を視認することができ、市緑政土木局担当課や瑞穂土木事務所等の関係行政とも共通認識を持つうえで効果的な調査と考えていますが、今回の調査では、親水施設の破損状況や河川内での新たな劣化、破損状況なども数々確認することができ、課題となっている親水施設の破損は、河川底の土砂が水流によって下流に流されることが原因で、施設下流域でも河川底にあった土砂が相当量下流に流されていて、護岸の基礎部分も露呈するほどの状態となっている現状も確認しました。


今回、課題となっている破損した親水施設。

親水施設の破損原因は、大雨時などの急流で、川底が抉られたことのようです。


激しい水流で親水施設の一部は数百m下流まで押し流されていました。


水流の凄まじさを物語る破損した親水施設の裏側部分。

本来は見えないはずの護岸基礎部分(赤線)。長年の河川水の流下で、川底も相当下がっています。


親水施設以外にもいたる所の劣化、破損が確認されました。

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 山崎川では、昨年策定された「山崎川整備計画」の他、こうした既設の河川改修も課題となっていますが、今回の汐路地域委員会で地域課題となった親水施設を含めた河川改修は、全流域の総合的な検討が必要で、また、その場合の事業執行も水源域での漏水や下流域の整備課題などと併せた全流域内での優先順位が検討されることとなります。

 今後は、今日の調査に同行してくれた市緑政土木局担当課や瑞穂土木事務所をはじめ、関係行政と協議しながら、流域内の関係地域の要望、意見を聴取し、「山崎川整備計画」と併せた全体計画の検討を進めたいと思います。

※それぞれの写真はクリックすると拡大します。