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市議会リコール署名成立

2010年12月15日

2010.12.15
 市議会リコール署名が成立しました。
 今年の8月末頃から始まった署名活動では、適法外の署名活動がいくつも指摘され、当初、集まったとされた約46万人分の署名に対して、市選挙管理委員会からは、請求代表者が集めたとされた約11万人分の署名数が現実的で無いとの指摘も出され、その調査のため審査期間が約1ヶ月延長されることなりました。
 市選挙管理委員会が行った調査では、調査対象者の中には、署名をしていないとする回答も相当数含まれていたことも明るみとなるなど、署名への信憑性が問われる中、市議会リコールは不成立となりましたが、河村市長の支援者たちによる一括異議申し立てなどによって、その後、残りの必要数の12,004人分を超える無効署名が有効となり、今回の市議会リコール署名が成立することとなりました。


11月定例会の事務整理に登庁した際、市議会リコール成立へのコメントを求められ応じる。

 昨夜から今日にかけては、こうした無効署名の有効復活数に注目が集まり、報道関係者たちの慌ただしい取材活動も行われていて、今日の午後、11月定例会で残っていた事務整理のため、市役所に登庁した私にもマスコミからコメントを求められましたが、私は、「今回の結果を冷静に受け止めている。」と応えています。

 今回の市議会リコール署名では、署名期間やその直後には、私のところへ違法署名活動の疑いや苦情を訴える連絡も複数に渡ってありましたが、その度に私は、市議会リコールのための住民直接請求制度を説明し、選挙管理委員会へ連絡することも勧めてきました。

 こうした経緯も考えると私は、未だに今回の署名方法や署名内容の信憑性への疑問を払拭出来ていませんが、30万人を超える市民が市議会解散を選択したことは重く受け止めなくてはなりませんし、市長と市議会の対立も一部で感情論が行き交い、冷静な議論が出来なかったことも事実で、私の周囲にもこうした対立を見て、街頭署名に参加したという方もみえて、2転3転した今回の市議会リコール署名を「シーソーゲーム、オセロゲームのよう。」と皮肉る声も聞かれる中で、これ以上、市民を巻き込んだ混乱や騒動を望みません。

 ただ今回の市議会リコールで納得の行かない点は、市民の自発的権利である住民直接請求制度を河村市長が主導し、河村市長が設立した「減税日本」の市議会候補者たちに政治利用されているとも思えることです。

 また、今回の市議会リコール署名成立によって、来年2月には、市議会解散を問う住民投票が実施されることとなりますが、住民投票で市議会解散への賛成投票が有効投票の過半数となった場合、その時点で、私たち市会議員は75人全員が失職となって、議会不在の状況で、2月定例会は開催されず、新たな市議会構成が出来るまでは、来年度予算案の審議、議決は行われないこととなります。
 こうした事態には、来年度の予算執行が遅れることで、市民生活への影響や混乱が起きないかも心配していて、今後は、市議会解散リコール成立による市民生活や地域活動に与える影響を最小限にすることも考えなければなりません。

 しかし、河村市長は、今もなお、市長辞職による愛知県知事選挙とのダブル選挙も画策していて、河村市長が辞職し出直し選挙が行われ、更に今回の市議会リコール署名成立による住民投票で市議会解散が確定した場合には、名古屋では来年早々から、「市議会解散を問う住民投票選挙」・「愛知県知事選挙」・「名古屋市長の出直し選挙」・「名古屋市会議員出直し選挙」・「統一地方選挙による愛知県県議会議員選挙」の5つの選挙が1月下旬〜4月10日までの僅か2ヶ月余の間に次々に執行されることとなり、こうした数十億円の経費と政治空白と引き換えの名古屋の大政局は、河村市長が望んだ「民主主義が行き渡った、民主主義発祥の地ナゴヤ」ということなのでしょうか。


H22.12.15朝日新聞朝刊1

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H22.12.15毎日新聞夕刊1


H22.12.15毎日新聞夕刊2

※訂正…本ブログ記事のタイトルを「市議会リコール成立」としてUPしましたが、市議会リコールは、署名の成立から議会解散請求が提出され、その後の住民投票によって是非が確定するため、正確には「市議会リコール署名成立」であるため、本ブログ記事のタイトル及び本文を同様に訂正しました。12月17日記