ブログ

ブログ

岩手県陸前高田市

2011年04月04日

甚大な津波被害に見舞われた岩手県陸前高田市内

2011.04.04
 私は、3月11日に発生した東日本大震災で、甚大な被災地のひとつとなった岩手県陸前高田市に来ています。
 陸前高田市は、太平洋に面したリアス式海岸が続く三陸海岸南部に位置し、市域面積232.29km2、人口約23,000人の街で、今回の地震と津波の被害によって、市域の7割~8割の世帯が水没し、2,000人を超える死者・行方不明者が出ていて、約1万3,000人の住民が避難生活者となっているそうです。
 東日本大震災発生を受けて名古屋市では、災害協定に基づく被災地援助を各方面で行っていますが、こうした協定による被災地援助とは別に、壊滅的な被害を受けた陸前高田市に対しても、市職員を派遣するなどの集中的支援の検討に入っていて、今週中にもその具体的プランの一部が公表されるようです。
 名古屋市が検討している陸前高田市への集中的支援は、通称パッケージ支援とも呼ばれていますが、名古屋市被災地支援本部では、3月19日から3月末にかけて、3次に渡る調査チームを岩手県内に派遣するとともに、今週始めには、住田副市長が市幹部とともに現地調査を行っています。


避難所となっている陸前高田市立第1中学校の様子。

 支援対象としての検討が行われている陸前高田市では、市街地の殆どが津波によって被災し、市役所を始めとする行政施設を失った状況となっていて、約300人の市職員の内、1/3にあたる約100人が死亡或いは行方不明となっているとのことで、こうした市職員の欠員は、被災対応や避難生活者への対応についても行政機能に大きな影響を与えていると思われます。
 陸前高田市から急務とされている要請のひとつでは、被災前に6人いた保健師が、現在では経験2年目の職員1人のみとなってしまっているとのことで、こうした現地の事態を受けて、名古屋市では、先ず、市保健師派遣の調整が始まっています。
 避難所で、被災者対応をしている陸前高田市の職員の方ともお話をさせて頂きましたが、約1/3の市職員のマンパワーが欠員状態となり、主だった行政機能を失っている陸前高田市に対して、名古屋市が集中的支援を検討していることには、大きな期待が寄せられていました。


市役所が津波で被災し、臨時市役所となっいる仮設施設

市職員の1/3が死亡、行方不明となっている中、陸前高田市の行政事務量は膨大であることが想像できます。


仮設市役所の内部を視察、私の後ろの建物では市職員のみなさんによる会議か行われていました。

※それぞれの写真はクリックすると拡大します。