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東山再生ワーキング…歴史的文化的施設の保全と活用

2011年06月09日

2011.06.09
 河村市長は、平成21年4月の市長就任直後に東山動植物園の現地視察を行い、その現場で東山動植物園再生プランの見直しを指示しましたが、これは、当時の自民党市議団長 桜井治幸議員(当時=平成23年に勇退)からの呼びかけによって実施されたものでした。

 当時の東山動物園の再生計画では、動物園の新たな展示スペース建設のために開園当時からの噴水等の歴史的建造物を撤去、移設することが計画されていて、こうした計画内容に桜井議員(当時)は異論を唱え続けていて、当時の市議会(民主・自民・公明・共産)とともに現場視察を行った河村市長は、東山動植物園再生プランの見直しを指示し、同プランは新基本計画として、市民意見の聴取や募集があらためて行われ、平成22年5月に策定し直されました。


 今日、市役所正庁で開らかれた学識者による『第8回東山再生プラン「楽しみと賑わいの創出」ワーキング会議』では、江戸時代に築造された東山上池・胡蝶池からの東山動植物園に纏わる歴史がまとめられ、併せて桜井議員(当時)が指摘した噴水の他にも、動物園正門門柱や開園1周年を記念して建設された古代池と恐竜象、昭和39年から10年に渡り動物園と植物園間を繋いだ世界初のサフェージュ式懸垂型モノレール、日本最古で平成18年に国の重要文化財に指定された植物園温室など、東山動植物園園内にある14ヶ所の歴史的文化的施設の概要とその保全策と活用策が示されました。


東山動物園正門を進んだ通路の中央にある噴水は、開園当時から現在まで残された東山の語り部的存在です。

開園1周年の記念して建設された古代池と恐竜象。当時の子どもたちにとっては、巨大な恐竜と古代池の再現は驚きと興奮の施設だったと思われます。


昭和39年から10年間、東山動物園と植物園間で運転されていたモノレール。私たちの世代には懐かしい施設のひとつです。

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 東山再生プランの見直しと新基本計画策定では、動物園再生が中心とも思われた当時の計画内容に対して、私も再検証を行なうことができ、新たに星が丘門の再整備植物園再生の再検討などの提案にも携わってきました。
 
 今日のワーキング会議に示された東山動植物園の歴史を見て、あらためて感じることは、東山動植物園は、長年に渡り多く市民の思い出を育み続けてきた名古屋を代表する施設であることと、先人から受け継がれて来た東山動植物園には、市民の財産として後世に繋いでいかなければならない施設等が数々あり、こうした施設が、来園者から親しまれるものとなるようにすることが我々の責任でもあるということです。