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JTF-TH…自衛隊災害対処活動

2011年06月25日

自民党市議団 中里高之議員(緑区選出)とともに出席した自衛隊金山募集センター後援会総会。

2011.06.25
 JTF-TH(Joint Task Force-Touhoku)とは、東日本大震災の災害対処に臨む自衛隊統合任務部隊のことで、今日、開かれた自衛隊金山募集センター後援会総会での自衛隊愛知地方協力本部 小林秀人本部長の基調講演では、東日本大震災での陸・海・空自衛隊のJTF-THの活動内容についての説明が行われました。

 東日本大震災の自衛隊対応は、3月11日14時46分の地震発生後、14時48分に指揮所開設、航空自衛隊F15の偵察(15時02分)、海上、航空自衛隊による救護ヘリの出動(15時20分)、陸上自衛隊東北部隊の被災地出発(16時40分)、海上自衛艦隊の出港(16時50分)などの対応が迅速に行われたとのことで、名古屋市守山区にある陸上自衛隊第10師団も同日21時50分に東北被災地に向けて救援部隊が出動しています。

 災害発生時の自衛隊出動は、通常は都道府県知事の要請によりますが、今回の東日本大震災の自衛隊の対応は、平成15年の阪神淡路大震災の教訓によって見直された災害発生時の自衛隊による派遣判断が適用されたもので、現在では、移動中の道路確保についても警察がその場にいない場合には、障害物移動などの行動が許されるようになり、被災地までの陸路移動でも迅速対応が可能となったとのことです。


自衛隊愛知地方協力本部 小林本部長の基調講演。

 東日本大震災での自衛隊活動(5月15日現在)では、自衛隊員約10万6,500人(陸=約7万人、海=約1万4千人、空=2万2千人)、航空機500機(陸100、海160、空240)、艦艇50隻による支援、救助活動が行われ、阪神淡路大震災発生時の人員2万6千人、航空機約200機、艦艇20隻を遙かに上回る規模で、その活動内容(6月19日現在)では、人命救助19,286名(全救助者数26,666名の72.3%)、遺体収容9497体、物資等輸送約5,900t、患者輸送175名、生活支援給水約3万3千t(1019t/日)、給食458万食(9万6千食/日)、入浴91万人分(1万4千人/日)、衛生活動2万人の他、防疫、瓦礫撤去、音楽演奏など各方面での様々な活動が行われました。 
 自衛隊は、燃料、食糧等の物資面を独自で補給しながらの活動が可能で、災害発生時の初動対処や各行政機関の支援、救助活動の後方支援などその活動範囲も多岐に渡り、名古屋市でも自衛隊との共同防災訓練なども行われいます。

自衛隊によるJTF-TH活動の様子(自衛隊資料より)


ヘリによる空から孤立地域での救助活動

震災発生直後、降雪の中での救助活動。


津波発生後、直ちに行われた被災地の消毒作業。


陸路が途絶された中では、連日、支援物資の空輸が行われました。

自衛隊艦には、ホバークラフトもあり、接岸困難地域への救助でも活躍しました。


瓦礫撤去活動を行う自衛隊員。


自衛隊による炊き出し。味付けは通常より薄味での配慮も行われたとのこと。

被災地の小学校の卒業式、楽器などを流された学校から自衛隊に演奏依頼もあったそうです。


被災地のみなさんからは自衛隊への感謝の気持ちが伝えられ、こうしたみなさんの気持ちが自衛隊員には何よりの励みとなるそうです。

※それぞれの写真はクリックすると拡大します。