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視察先での出会い

2011年07月28日

2011.07.28
 岩手県盛岡市の宮城県庁から、陸前高田市、宮城県仙台市と東日本大震災被災地の視察を終えました。
 特に今回の視察では、被災地でそれぞれの立場で頑張る多くのみなさんとの出会いを頂き、その取組みを見聞きさせて頂きました。

岩手県一関市「名古屋市支援対策本部」を支える藤野静江さん


一関市の名古屋市支援対策本部を支えて頂いている藤野静江さんは、世界を廻るボランティア(後写真)でもあります。


岩手県一関市の摺沢駅前に設置された名古屋市支援対策本部

 名古屋市の岩手県陸前高田市への集中支援では、陸前高田市に隣接する同県一関市に支援対策本部と宿舎を設置して、その対応にあたっています。
 一関市にある支援対策本部は、大船渡摺沢駅の駅前にあり、東北新幹線一関駅からの交通アクセスも良く、陸前高田市への移動は車で1時間の位置にあります。
 市職員宿舎の直ぐ近くにある支援対策本部では、隣接するレストランで、朝・夕の食事も用意頂いていますが、その賄いなどで、支援対策本部を支えて頂いている藤野静江さんは、かつて名古屋市内で腹話術を習い、腹話術を通じて、国内をはじめ、世界中廻る児童文化ボランティアでもあり、頂いた名刺には「世界中の子供の笑顔に出逢いたい…それが私の夢です。」と書かれていました。

岩手県陸前高田市 戸羽 太市長


市長就任直後から、数々の苦境と向は合う陸前高田市 戸羽 太市長。


陸前高田市の被害状況を説明する戸羽市長。これからも同世代の政治家としてエールを贈ります。

 市議会ガーデニングクラブ「心に花をプロジェクト」で、懇談の機会を頂いた陸前高田市 戸羽太市長は、陸前高田市議会議員を3期、同市副市長を務めた後、本年2月6日の市長選挙で初当選されましたが、市長就任後直、東日本大震災発生に直面し、その大津波で奥様を亡くされ、市長就任直後、戸羽市長に降り懸かった境遇は、本当に気の毒としか言いようがありません。
 戸羽市長との陸前高田市役所での懇談は、数十分の短時間ではありましたが、戸羽市長と私の年齢は1つ違いで、果敢にその苦境と向かい合う戸羽市長には、同世代の政治家として、心からエールを贈りたいと思います。

被災地で頑張る議員たち…陸前高田市議会 菅野広紀議員


議会としての復興に取組み、中部のマスコミにも報じられている陸前高田市議会の菅野広紀議員。


菅野議員とは、約1時間に渡って、被災地復興や議会改革の意見交換を行いました。

 今回の陸前高田市の再視察では、名古屋の市政記者からの紹介で、陸前高田市議会の菅野広紀議員と面談する機会を得ました。
 現在、市議会議員2期目の菅野議員は、これまでに議会基本条例制定や議会報告会開催などの議会改革に熱心に取り組んできた議員のひとりで、東日本大震災では、「復興には議会の真価が問われている」との立場から、日々復興への取組みを続け、震災復興のために設立されたNPO陸前高田創生ふるさと会議の理事も務められています。

被災地で頑張る議員たち…仙台市議会 野田 譲議長


自民党の先輩議員で同志でもある仙台市議会 野田 譲議長には、東北の調査・視察で大変にお世話になっています。


予算議会中に発生した東日本大震災では、仙台市議会本会議場も被害を受けたとのこと。(現在は応急復旧済)

 3日間の視察の締めくくりは、私が、東日本大震災の調査・視察を行う際に大変お世話になっている仙台市議会 野田 譲議長と面談しました。
 野田議長と私は、政令指定都市の自民党若手市会議員で組織されている勉強会アーバンネットワークで知り合い、長年に渡って、交流を深めてきた自民党の先輩議員で、市議会リコールによる出直し市議選の最中に東日本大震災が発生した際に、私が、真っ先に電話連絡を取った議員で、その後も、大都市の防災対策についての情報交換や東北地方での視察調査の際の情報収集、手配などでも大変にお世話になっています。

頑張れ!!陸前高田市…復興ラーメン


被災地復興のシンボルとなった陸前高田市の復興ラーメン。


大津波に店舗を奪われた後、仮設店舗で頑張る中華料理屋には、多くのみなさんが訪れていました。

 市街地の殆どが大津波の被害を受けた陸前高田市では、未だ飲食店などの店舗再開は見られない状況ですが、そんな中で、全壊被害の店舗に代わる仮設店舗を構え、営業を再開している中華料理屋では、""の「復興ラーメン」を頂きました。
 このお店では、東日本大震災発生前には30点近くあったメニューも、ここでは10点程度で営業しているとのことで、それでも、中華そば や みそラーメン、カツ丼 や カレーライスなどとメニューは豊富で、昼前に入った店内は、多くのお客さんで賑わい、震災から力強く立ち直ろうとする被災地の底力を感じました。

 こうして、今回の視察では、多くの人々との出会い、みなさんの協力により、有意義な情報交換、懇談を行うことが出来たましたが、そうしたみなさんから常に感じたことは、どなたも、様々な苦難に直面しながら、東日本大震災と果敢に向き合い、ベストを尽くす逞しい姿で、災害対策も、復興も、全ては人の力にあることを、あらためて感じた視察でした。

頑張れ!東北!!・がんばろう!日本!!
※それぞれの写真はクリックすると拡大します。