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3日間の公開事業審査が終了

2011年10月23日

2011.10.23
 10月21日から3日間に渡って本市の新たな行政評価として行われた無作為抽出の市民による公開事業審査が終了しました。
 今回の事業審査の対象となった30事業の内、市民判定員が出した結果では、事業廃止が6件、廃止を含む見直しが4件、見直し17件、継続4件(審査項目30で事業数は31)となり、今後、こうした事業評価の結果を河村市長と市が来年度予算案にどう反映されるのかが注目されることとなりますが、併せて、今回の審査手法には関係者から、「判定する無作為抽出の市民への情報量」「判定前の学識者の議論方法」などの様々な課題の指摘も出始めています。
 市議会では、11月8日に総務環境委員会の所管事務調査で、今回の公開事業審査の結果報告が行われる予定です。


今日行なわれた「敬老パスの交付」の公開事業審査では立ち見傍聴者も出ました。

会場に入場し切れなかった傍聴者のために、公館ロビーに急きょ設置されたスピーカーと場外傍聴席。


会場では、それぞれの事業の判定結果を速報として掲示。

「廃止」と判定された事業(6件)

※廃止・見直し・継続の票数と()内は判定時の主な意見

■野外学習センター≪教育関係≫
・廃止=10(多施設で代替可能、民間譲渡、民営化)
・見直し=6 (民間委託、運営方法の検討)
・継続=1 (オリエンテーションの場として必要)
■女性会館≪教育関係≫
・廃止=9 (多施設利用・統合)
・見直し=6 (事業・施設の整理)
・継続=1 (必要)

■子育て支援手当≪子育て・交際交流関係≫
・廃止=14 (廃止時期として適切、国の支援がある、総額が増えているからよい)
・見直し=1 (少しでもいいから支出すべき)
・継続=2 (国の方向性が不透明につき当面継続)
■高年大学≪健康福祉関係≫
・廃止=9 (個人の集まり・老人クラブの活動で十分、地域還元されていない、対象者が限られている、他施設でできる)
・見直し=8 (自己負担額の引き上げ、対象年齢引き上げ、市の類似施設供用)
・継続=0

■生活衛生センター≪健康福祉関係≫
・廃止=9 (他施設と統合、ファーブル号・ムーシアムは廃止)
・見直し=5 (公衆衛生のみの業務とし他は委託、ムーシアムは動物園で、今の施設に保健所を統合)
・継続=3 (安全な生活を守るため組織は必要、ムーシアムは見直すようなので継続でよい)
■らんの舘≪環境・公園関係≫
・廃止=12 (民間に貸し出す)
・見直し=6 (利用料金や事業などの検討をすべき)
・継続=0

「(廃止を含む)見直し」と判定された事業(4件)

■男女平等参画推進センター≪教育関係≫
・廃止=5 (多施設利用、統合)
・見直し=8 (事業・施策の整理)
・継続=1 (必要)
■民間木造住宅の耐震化支援≪防災・住宅関係≫
・廃止=2
・見直し=8 (本事業内で助成を増やすべき、部分改修の導入)
・継続=8 (現状維持、助成率を上げるべき)

■休養温泉ホーム松ヶ島≪健康福祉関係≫
・廃止=8 (将来廃止、できるだけ早く廃止、民間で)
・見直し=8 (利用料の見直し)
・継続=1 (利用者の満足度が高い)
■路上禁煙対策の推進(パトロール)≪環境・公園関係≫
・廃止=4 (喫煙率も減っているのでパトロール不要)
・見直し=9 (パトロール回数・場所・人数の再考、体制縮小、地区拡大して効率化)
・継続=5 (禁煙地区は存続・拡大、市民ボランティアに協力してもらう、抑止力が投資コストに見合っている)

「見直し」と判定された事業(17件)

■生涯学習センター≪教育関係≫
・廃止=4 (大学等専門機関で可能、整理統合)
・見直し=11 (指定管理者制度、民間委託、講座内容の検討)
・継続=1 (市民サービスの面で必要)
■中学校スクールランチ≪教育関係≫
・廃止=2 (バランスのとれた完全給食に)
・見直し=9 (経費削減、メニューの改善、利用率の向上)
・継続=6 (経費節減の努力は必要)

■防災管理者等講習≪防災・住宅関係≫
・廃止=2 (民間でできる、民営化すべき)
・見直し=12 (受講料金を上げる、実施方法を見直して効率化を行う)
・継続=4
■ヘリコプターの運行維持≪防災・住宅関係≫
・廃止=0
・見直し=15 (県との体制を見直すべき、国・県との協力)
・継続=3

■建築受託工事の監理及び保全等≪防災・住宅関係≫
・廃止=2 (完全に民営委託すべき)
・見直し=14 (委託を増やして職員を減らす)
・継続=2
■市営住宅(駐車場)≪防災・住宅関係≫
・廃止=0
・見直し=10 (基準額に近づけるべき、市場額にした方がよい)
・継続=7 (低所得者に金額を配慮して低いのは仕方がない)

■オーストラリア・ジロング市との湿地提携に基づく人的交流事業≪子育て・交際交流関係≫
・廃止=4 (海外に連れて行く必要はない、藤前の重要性を学ばせるべき)
・見直し=10 (自己負担増、発展・波及する方策の検討)
・継続=3 (広報の充実、派遣対象の拡充)
■留学生支援金給付事業≪子育て・交際交流関係≫
・廃止=6 (交流がみられない、目的を達していない)
・見直し=11 (月額を増やし対象を絞る、国・地域のバランスを考える)
・継続=0

■東山荘≪文化・行政サービス関係≫
・廃止=1 (継続の意思が見受けられない)
・見直し=12 (建物も維持できるよう収入を増やす策を講じること、もっとPRすべき)
・継続=4 (建物は残す必要を感じるので廃止すべきでない)
■区役所におけるフロアサービスの充実≪文化・行政サービス関係≫
・廃止=1 (必要性を感じない)
・見直し=12 (職員で対応すべき、業務委託すべき)
・継続=4 (予算を増やしてより良いサービスを、嘱託員などで対処する)

■自主的・主体的な区政運営≪文化・行政サービス関係≫
・廃止=2 (現状の制度が必要な事業に効率よく効果的に予算配分をするとは思えない)
・見直し=9 (経費の約半分を区民まつりが消化していることが問題、自己評価のみでなく市の評価も必要、全市的に行った方が効果が高いものは本庁に提案し予算化すべき、区と別の区が協働して一事業としても良いのでは)
・継続=6 (それぞれの区で工夫していくべき)
■公共用地の先行取得≪文化・行政サービス関係≫
・廃止=0
・見直し=15 (買戻しをもっと進めるべき、保有高の減少に取組むべき、事業局との連携をしっかりすべき)
・継続=2

■敬老バス給付≪健康福祉関係≫
・廃止=1 (利用している人数・割合が低い、高齢者イコール弱者ではない)
・見直し=14 (負担金の引き上げ・見直し、利用限度額・上限の設定、年齢の引き上げ)
・継続=2 (高齢者のいきがいである、実施をしながら効果を見守りたい)
■中央看護専門学校
・廃止=3 (民間委託)
・見直し=11 (授業料の見直し、第1学科・助産学科の見直し)
・継続=3 (看護職員確保の必要あり、牽引的な役割を果たしている)

■家庭系生ごみの資源化(生ごみの堆肥化容器等購入補助事業等)≪環境・公園関係≫
・廃止=1 (必要に対する効果が全くない)
・見直し=13 (補助金よりも大切さを理解してもらうPRをすべき、家庭系なまごみ堆肥化容器は廃止)
・継続=4 (現行のままで良い、生ごみ処理機の無料化を)
■国営木曽三川公園事業負担金≪環境・公園関係≫
・廃止=0
・見直し=13 (価格面での見直し、市民の利用を促す)
・継続=0
・保留=5
■みどりか丘公園≪環境・公園関係≫
・廃止=0
・見直し=17(指定管理を導入すべき、指定管理導入の調査をすべき)
・継続=1

「継続」と判定された事業(4件)

■小学校1・2年生での30人学級の実施≪教育関係≫
・廃止=4 (教員の質の向上が必要、過保護はよくない)
・見直し=3 (1年生だけでよい、これから子どもが少なくなる)
・継続=10 (効果の検証が不十分、具体的な検証が必要)
■公立保育所の運営≪子育て・交際交流関係≫
・廃止=0
・見直し=5 (1人あたりの負担額の増はやむ負えない、待機児童が減らないことには不平等感が解消されない、自宅子育てへの支援も必要)
・継続=12 (女性の社会参加・少子化対策・経済発展に資する、負担の軽減を維持、市の負担・市民サービスと保護者の負担ともに拡大)

■ひとり親家族手当≪子育て・交際交流関係≫
・廃止=2 (1か月3,000円でどれだけ助けになるか疑問、児童扶養手当があるので別の方法を考えるべき)
・見直し=6 (所得制限・金額・期間についても見直すべき、国・県の手当と整理・圧縮)
・継続=9 (さらなる自立支援が必要)
■産業立地促進助成≪文化・行政サービス関係≫
・廃止=0
・見直し=6 (所有型は廃止し賃借型をすすめるべき、名古屋市の特色を出せる内容にすべき)
・継続=11 (雇用問題に影響するため、名古屋市の特徴をいかしたものと受け取れた)